登山テント泊は、登山の幅が広がります。
今まで遠くて敬遠していた山へ登山ができたり、自分の好きな時間に食事をしたり、自由に寝起きする事ができます。
良いことずくめではありませんが、登山の幅が広がる事は確かです。
テント泊を始める為のテント装備購入リストをご紹介します。
是非、記事をご覧ください。
テント泊装備の購入リスト
テント
テント泊で第一に必要な物は、山岳用テントです。
購入費用は高くても、できるだけ軽量のテントを購入したいところです。
テントのタイプは、シングルウォールテントとダブルウォールテントの2種類があります。
個人的には前室の使い勝手の良さから、ダブルウォールテントを推奨します。
- シングルウォールテント
テントが一枚構造で軽量化です。
設営が簡単。
- ダブルウォールテント
テントが2重構造で、フライシートが付いているもの。
結露がしにくく、前室が確保できますので登山靴やサンダル等を置く事ができます。
前室には、登山靴やガスバーナー等、テント内に入れたくない物を置けますので、非常に便利です。
テントのサイズ
ソロの場合でも1~2人用がおすすめです。
奥行110cmが手頃です。
テント内にザック、ウェア、スマホ、カメラ、食料等を置くことで、かなりの場所を使用します。
テント幅(奥行)が110cmのテントです。
シュラフとザックで幅はいっぱいになります。
シュラフ
時季や登る山によりますが、メーカーのスペックより、1ランク上のスペックを選択することを推奨します。
mont-bell ダウンハガー800 #2
【快適温度】 0℃
【使用可能温度】 -5℃
真夏の北アルプスでは、最低気温が5℃を下回ります。
寒がりの方には#1でもいいかもしれません。
寒いのはほんとに辛いです。
ダウンバガー800 #3では、何度も寒い経験をしております。
【快適温度】 4℃
【使用可能温度】 -1℃
このスペックで行けると思っていましたが、想像以上に寒いです。
mont -bell シュラフの良い点
mont-bellのシュラフは、ストレッチ性を備えています。
シュラフに入った状態のまま、テント内で食事が取れたり、作業ができたりと、このストレッチは特筆すべき機能です。
マットレス
マットレスとは、シュラフの下に敷くマットレスです。
大きく分けると、エアー注入マット系かクローズドセルマットレスになります。
おすすめは、サーマレストの「クローズドセルマットレス」
セットと撤収がお手軽なこと、多少の傷や切れがあっても問題無く使用できるところです。
エアーマットに魅力も感じますが、セットと撤収が少し手間かな?と思ってしまうことと、万が一穴が空いた事を想定するとクローズドセルマットレスになってしまいます。
テント撤収の際には、マットレスの上に登山道具を置いておけるのも便利です。
- マットレスは、サーマレストのクローズドセルマットレス
- シュラフは、mont-bell ダウン800 #3です
ザック
ザックは、できるだけ小さいザックにする事をおすすめします。
ザックは、サイズが大きくなるに連れて、重量が重くなります。
大きいザックは強度が必要になりますし、素材の重量も増えるので重くなります。
夏山なら40Lサイズでいけなくもないです。
春山残雪期:karrimor cougar 50-75L—2.85kg
夏山 :karrimor intrepid 40L —1.95kg
ザックの重量差が約1kgあります。
夏山はintrepid40でテント泊に行けてます。
取り扱いも楽ですし、背負っていて苦にならないサイズ感です。
ガスバーナー
テント泊で料理をするにはガスは必須です。
夜や朝は冷え込むので、温かい飲み物や食べ物は心も体も温まります。
コンパクトのガスバーナーをご紹介していますので、ご覧ください。
水ボトル
キャンプ場では、調理や飲料水を入れる容器が必要になります。
おすすめは、ナルゲンボトルです。
1Lサイズあたりが使い勝手として便利です。
耐熱温度が本体は100℃、キャップは120℃なので、お湯を入れて湯たんぽ代わりにできます。
翌朝、そのお湯を沸かして料理に使用できます。
耐冷温度は本体-20℃、キャップ0℃です。
夏山に氷らせて持って行くことも可能です。
テント泊装備-準備費用概算
購入品 | 購入金額 |
---|---|
テント | 47,000円 |
シュラフ | 43,000円 |
マット | 20,000円 |
ザック | 25,000円 |
ガスバーナー | 11,000円 |
水ボトル | 2,000円 |
合計 | 148,000円 |
参考までに。
まとめ
登山テント泊装備の購入品リストをご紹介しました。
他にも素晴らしい装備があると思いますが、今回ご紹介してきた装備は、実経験を元にご紹介しております。
これからテント泊を始められる方の参考になれば幸いです。
テント泊で登山の幅を広げてみてはいかがでしょうか。
テント泊で楽しい登山ライフを!