雪山登山では、手の指先の冷えが一番辛いのではないでしょうか。
完璧に防寒することは難しいですが、これまでの経験を踏まえグローブのレイヤリング、指先が冷えない為の対策についてご紹介します。
是非、記事をご覧ください。
グローブレイヤリング
- ベースになるインナーグローブ
- 中間のインナーグローブ
- アウターグローブ
私も冷え性で人より冷えがひどく、手の指先がどうしようもなく冷えます。
数年前からグローブを3レイヤーに変更しました。
劇的な暖かさはありませんが、従来の2レイヤーと比較すると効果があります。
1・ベースレイヤーのインナーグローブ
素手に直接履くベースグローブは、保温性の高いウール製とします。
人差し指と親指が、スマホのTP画面を操作できるグローブをおすすめします。
極寒の中スマホを操作する場合もありますので、絶対に素手にならないようにします。
2・中間のインナーグローブ
メインになる保温性の高い厚手のウール製グローブです。
雪で多少濡れても暖かいグローブがおすすめ。
この中間のインナーグローブが、最も重要だと思います。
3・アウターグローブ
Gore Tex製のアウターグローブにします。
薄手て何これ?って思いますが、あくまで防水や防風の為のグローブです。保温性はありません。
ウェアの考えと同じで「インナー中間着でしっかり保温し、アウターでしっかりと熱を守る」です。
手の指先、冷え対策
厳冬期にグローブだけで冷え性の指先を暖かくするのは、なかなか難しいです。
冷やさない対策をしっかりと頭に入れて、山行することも大事です。
- 山行中にスマホ操作をしない。
- カメラ操作はグローブをしたまま行う。
- 行動食はグローブをしたまま摂る。
- 山頂でランチをとらない。
- ストックではなくできるだけピッケルを使用する。
山行中にスマホを操作しない
スマホを操作するには、どうしてもグローブを外す必要があります。
地図アプリなどは、基本見ないようにします。
写真も同様にスマホでの撮影はしないのが賢明です。
頂上でスマホ撮影を頼まれる事あり、断れないのも事実です!
素手にはならないように気をつけて下さい。
カメラ操作はグローブをしたまま行う
雪山で使うカメラは、一眼レフやミラーレスカメラがおすすめです。
コンデジでは、グローブをしながらの操作が難しい場合もあります。
私もコンデジ操作では、かなり辛い思いをしてきましたのでよく分かります。
一眼でもミラーレスでも構いませんが、厳冬期の撮影がとても楽になります。
行動食はグローブをしたまま摂る
行動食を摂る度にグローブを外すのは危険です。
ボトル口の大きなものに、柿ピーなど入れて行動食にするのがおすすめです。
水筒はサーモスの山専ボトルがおすすめ。グローブをしたままで蓋の開け閉めがしやすく、長時間お湯が冷めないです。
山頂でランチをとらない
冬の山頂は一番寒いです。
標高も高いですし、風も強い日が多いです。
雪山では無風の経験がありません。
ランチを取るなら標高を下げてからか、避難小屋などがありましたら利用するのもおすすめです。
ストックではなくできるだけピッケルを使用する
ストックを使用すると、何故か通常より手の指先が冷えるような気がします。
体感的なものですが、ストックを使用すると登りでは手の位置が心臓より高い位置にきます。
その影響かはよく分かりませんが、なるべくピッケルを持つようにしています。
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まとめ
雪山登山でのグローブ、冷え対策についてご紹介しました。
グローブを3レイヤーにすることや、冷え対策で完璧に冷えがなくなるわけではありません。
山行中は、グローブを外さないことも大事です。
少しでも手の指先の冷えが軽減できて、快適な雪山登山ができたら嬉しいです。
しっかりと防寒対策を行い、楽しい登山ライフを!