登山に使用したいカメラは多く迷ってしまいますが、今回はFUJIFILMの魅力をご紹介します。
レトロ感漂うカメラではありますが、中身は先進性があり写真の写りに拘るカメラです。
登山にも適した仕様になっているのも魅力です。
是非、記事をご覧ください。
FUJIFILM Xシリーズ
FUJIFILMと聞いて、意外に思われる方がいるかもしれません。
カメラと言ったら、NIKON、CANON、SONYがメジャーでしょうか。
中でもミラーレスなら、SONYのフルサイズαシリーズがここ数年は旬です。
その中でもFUJIFILMさんは、独自路線をひた走るメーカーです。
フルサイズ全盛期の中、APS-Cサイズを貫き通しています。
その上のセンサーは、フルサイズを通り越して中判サイズへ飛んでいます。
APS-Cが、ミラーレスカメラとレンズの相性がベストサイズと判断しての選択のようですが、その潔さ、気持ちいいです。
APS-Cってどう?
結論、個人的な感想ですが全く問題ないです。
センサーサイズが大きくなりますと、必然的にレンズが大きくなります。その点、APS-Cではレンズサイズが小さめで軽量化に向いています。
画質は30インチ程度のディスプレイで見る限り、不満はありません。
FUJIFILMからはたくさんの、素晴らしいレンズが販売されていますので、ありがたい限りです。
X-T4,X-T3
登山で使うなら、カメラ本体はこの2機種。
防塵防滴、63箇所にシーリングが施されています。
- 動作環境温度:-10℃~40℃
- 動作環境湿度:10~80%(結露しない事
-10℃と謳っています。
X-T4は手ぶれ補正がついており、液晶画面はバリアングルです。
登山では雨が降らなくても、結露で本体が濡れてしまう事があります。
カメラ内部が結露するのはまずいと思いますが、外部が濡れる分には今のところ問題ありません。
非常に安心感があります
長い間、コンデジを使用していましたが、一番困るのが厳冬期の冬登山、カメラの電源を入れるスイッチです。
極寒の中、グローブから手を出すのも自殺行為な上に、小さな電源ボタンがなかなか押せないのです。
もちろん細かい設定なんて無理です。
Xシリーズは、電源ON がグローブのまま簡単にできます。
FUJIFILM レンズ
特筆すべきは、FUJIFILMの豊富なレンズ群です。
ズームレンズも幅広くラインナップされていますし、単焦点もかなりラインナップされています。
防塵防滴のレンズも多く、2021年9月には新たに単焦点の防塵防滴レンズが発表されました。
登山ではズームレンズがおすすめですが、単焦点も捨てがたい。
単焦点にはまると、ズームに戻れないかも。
すすめズームレンズ:XF16-55mmF2.8 R LM WR 655g 少し重め
XF16-80mmF4 R OIS WR 440g 適正かな
私が使用しているズームレンズは、XF16-80mmです。
OISは手ぶれ補正になります。
WRは防塵防滴の意味です。
35mm換算で、24-122mm相当をカバーする5倍ズームレンズです。
登山に適したレンズですよ。
色彩
FUJIFILMには、フィルムシミュレーションという設定があります。
フィルムシミュレーションとは「フィルムを選んで撮る」感覚を味わえます。
色調(色彩の濃淡・強弱)や階調(柔らかさ・硬さ)をコントロールする機能です。
葉の緑や、青い空、夕焼けなど、たまらない色彩のある写真が撮影できます。
FUJIFILMは、今後も使用し続けたいカメラです。
まとめ
今回は、FUJIFILMのカメラのご紹介でした。
その他のカメラメーカからも、登山に適した素晴らしいカメラもあります。
その様な中で、FUJIFILMのフィルムシミュレーションや、カメラの仕様、純正レンズ、写真の写り、価格帯と総合的に魅力あるカメラだと確信しています。
カメラを片手に、楽しい登山ライフを!