雪山登山では、グローブをした状態でカメラ操作をするのが基本です。
富士フイルムXシリーズは、グローブをした状態で殆どの操作が完結します。
コンデジ時代から、Xシリーズへ乗り換えた経験を下に、雪山登山での富士フイルムの良さをご説明します。
是非、記事をご覧ください。
雪山登山で使いやすい富士フイルム 軍艦部
はじめに、富士フイルムのカメラを雪山で使用するなら、Xシリーズ、X-T4,X-T3がおすすめです。
X-T4,X-T3を雪山で使用する際の「操作性と性能」のポイント
- 電源ON-OFFが、突起があり操作しやすい
- 軍艦部が全てダイヤル式で上面にあり操作性がよい
- 防塵防滴仕様
- 動作環境温度:-10℃~40℃
おすすめの理由として、富士フイルムのXシリーズは、グローブをした状態での操作性が非常に優れています。
雪山でグローブを外すこともできますが、基本はグローブを外しません。
グローブをした状態でのカメラ操作性は非常に大事で、X-T4,X-T3は、操作性問題を解決してくれます。
グローブを外しませんので、手が冷たくなりにくく、ゆっくりと撮影に時間が取れます。
撮影したい時に、躊躇なく撮影できます。
- 電源のON-OFFや、各ダイヤル設定が容易。
- 絞りは、殆どのレンズでレンズ側で操作できます。
- 露出補正ダイヤルもシャッターボタン側にあり、操作しやすいです。
これらの絞りと露出補正ダイヤルは頻繁に使用しますので、グローブをした状態で操作できることは大きなメリットです。
コンデジ時代
コンデジを使用していた頃は、電源ボタンが小さく、グローブを外さなければ電源のON ができませんでした。
シャッターボタンは、グローブを外して押してました。
ほんの数秒の事ですが、グローブの着脱は指先があっという間に冷えてしまいます。
もちろん他の設定操作はできず、全てAUTOモードでの撮影です。
AUTOでも、それなりに綺麗な写真が撮影できますけどね。
【絞り値(F値)】
レンズを通ってカメラに入る光を決める数値です。
絞り値を小さくすると、レンズが開きが大きく光をたくさん取り込みます。
(背景をぼかして撮影できます)
絞り値を大きくすると、レンズの開きが小さく光を少し取り込みます。
(背景までカッチリ撮影できます。)
実際にはシャッタースピードやISO感度も関係します。
どちらもAUTOにしておけば、絞り値だけ変更する事も可能です。
レンズ側で絞り値を変えられるのは便利ですよ!
【露出補正ダイヤル】
写真の明るさを明るくしたり暗くしたりする機能です。
+側にすると明るい写真となり
ー側にすると暗い写真になります。
数値を大きくすると、明暗が強くなります。
非常に便利な機能で、太陽光が強かったり、雪山では光の反射が強くかったりした場合、自分の好きなように写真の明暗を決められます。
登山に適した、富士フイルム カメラとレンズをご紹介しています。
是非、ご覧ください。
防塵防滴・動作環境温度-10℃~
防塵防滴仕様や、動作環境温度-10℃からは、カメラを外付けやストラップで使用することの多い、ミラーレスや一眼レフには、強い味方です。
X-T4,X-T3はどちらも防塵防滴、動作環境温度-10℃~40℃です。
レンズ
富士フイルムには、レンズも防塵防滴仕様(WR)タイプがありますので、WRタイプを選択して使用する事をおすすめします。
ズーム、単焦点ともに、純正レンズが豊富です。
富士の純正レンズは、とても性能がよく、美しい画が撮れます。
WRタイプは、動作環境温度も本体同様-10℃~40℃までOKです。
雪山は常に氷点下です。
以前使用していたコンデジの動作環境温度は0℃以上でしたが、実際の気温がー10℃近くまで使用できていたと思います。
突然バッテリーが0になることや、動作しなくなる事もしばしばあり、その様な時にはスマホのIPHONEも、バッテリーゼロになり使用できませんでした。
撮影したい時に、撮影できないのは非常に悲しい事です。
予備のバッテリーも必要ですが、撮影できないリスクはできる限り減らしたいものです。
まとめ
雪山でグローブをした状態で使いやすい、富士フイルムのカメラをご紹介しました。
特に電源のON-OFF、露出補正ダイヤル、絞りリング等、アナログですがグローブをした状態で非常に使いやすいカメラです。
他のメーカーさんでも素晴らしいカメラもあります。
その中でも、富士フイルムのX-T4,X-T3は操作性、機能性ともに素晴らしいカメラであります。
機会がありましたら、是非手に取って試してみて下さい。
カメラを片手に楽しい登山ライフを!