雪山登山情報

雪山初心者におすすめな雪山5選【関東近郊の雪山】

雪山登山の初心者におすすめな、関東近郊の雪山をご紹介します。

  • 雪山に登れるかな・・・
  • 危険性はないかな・・・
  • 自分に登れるかな・・・
  • 景色はいいかな・・・

こんな悩みを解消する、初心者でも楽しめる雪山をご紹介します。

是非、記事をご覧ください。

雪山初心者におすすめな雪山5選

今回おすすめする山は、雪山初心者におすすめな雪山5選です。

どの山も、雪山では登りやすく、素晴らしい景色を堪能できる雪山です。

是非、天候のよい日を選んで、登ってみてください。

  • 大菩薩嶺 (山梨県)(百名山)
  • 黒斑山 (長野県)
  • 北横岳 (長野県)(八ヶ岳)
  • 蓼科山 (長野県)(百名山)
  • 赤城山 (群馬県)(百名山)

大菩薩嶺(山梨県)(百名山)

  • 標高:2056.9m
  • 登山口標高:1040m
  • 累積標高差:1172m
  • 標高データの種類:GPS標高

アクセス:中央自動車道 勝沼I.C.から16km(車30分)
駐車場:丸川峠分岐に駐車場あり約10台
駐車料金:無料

首都圏からのアクセスが良く、2000m峰の雪山で日帰り登山がしやすい大菩薩嶺。

天候に恵まれやすい分、積雪は少ないが、北面の大菩薩嶺から丸川峠は積雪多め。

大菩薩峠からの眺望は、富士山をはじめ、南アルプスと展望がすばらしい。

軽アイゼン(6本爪)でOK

登山時間としては、約8時間コース。

初心者の雪山にはおすすめだが、体力が必要です。


黒斑山(長野県)

出典 ぱくたそ 黒斑山から浅間山
  • 標高:2404m
  • 登山口標高:1977m
  • 標高差:427m

アクセス:上信越自動車道 小諸ICから18km(車40分)
駐車場:50台(高峰高原ビジターセンター駐車場)
駐車料金:無料

黒斑山は、夏山や紅葉シーズンも人気ですが、冬山も雪山入門にはもってこいの山です。

浅間山の展望台として登山者も多く、コースは樹林帯が多いので、雪山でも危険箇所が少なく雪山初心者におすすめです。

黒斑山山頂は、浅間山の最高の展望台です。

体力に余裕があれば、先の蛇骨岳まで足を伸ばしましょう。

蛇骨岳は、北側と東側が開けており展望が良いです。



北横岳(長野県)(八ヶ岳)

撮影 筆者
  • 標高:2480m(北峰)
  • 登山口標高:2230m
  • 標高差:250m

アクセス:中部横断自動車道 八千穂高原ICから21.6km(車60分)
     (中央自動車道 諏訪ICから24km(車60分))
駐車場:600台
駐車料金:無料(北八ヶ岳ロープウェイ)
ロープウェイ:往復2100円(中学生以上)1050円(小学生)

2500級の高山ながら、ロープウェイに乗って2230mまで登山口まで登り、お手軽に頂上を目指せる初心者におすすめの山です。


はじめは、登山口と北横岳の往復から始めましょう。

技術的に困難な山ではありませんが、2500m級の山ですから、荒れた天候になると危険信号が点ります。

人気のある山ですから、トレースも明確になっていて、八ヶ岳の一端を満喫できます。

撮影 筆者 南八ヶ岳

北横岳の南峰からは南八ヶ岳、北峰からは蓼科山の眺望が素晴らしいです。


蓼科山(長野県)(百名山)

出典 ぱくたそ
  • 標高:2531m
  • 登山口標高:1720m
  • 標高差:811m

アクセス:中央自動車道 諏訪ICから26km(車45分)
     (中部横断自動車道 佐久南ICから36.7km(車50分)
駐車場:40台(すずらん峠園地駐車場)
駐車料金:無料

諏訪富士とも呼ばれれる蓼科山は、八ヶ岳の北に位置する独立峰です。

蓼科山は積雪も多くなく、首都圏からのアクセスのよさから登山者も多い。

山頂付近以外は樹林帯で危険箇所も少ない。

山頂は八ヶ岳の展望台。


天候は比較的晴れの日が多く、是非とも天候の良い日に登って、八ヶ岳連峰を見渡してほしい。

天気が良ければ、北アルプス・中央アルプス・南アルプスと日本の背骨を全て堪能できます。

山頂部は岩がゴロゴロとした広い丘になっていて、天候が悪い時には視界不良に要注意です。

赤城山(群馬県)(百名山)

出典 ぱくたそ
  • 標高:1828m
  • 登山口標高:1354m
  • 標高差:474m

アクセス:関越自動車道 前橋ICから32.9km(車70分)
駐車場:100台(赤城山おのこ駐車場)
駐車料金:無料


危険箇所がほとんどない赤城山。

赤城山とは黒檜山(くろびざん)、駒ヶ岳、地蔵岳、長四郎山、荒山、鍋割山、鈴ヶ岳などを含む一帯を言います。

百名山の赤城山とは、最高峰の黒檜山を指します。

黒檜山へは道路沿いにある黒檜山登山口からスタートになり、始めから急登が続きます。一気に474mを登り切る感じです。

12本爪アイゼンで、ガツガツ登るのは気持ちいいですよ。

ピッケルではなく、トレッキングポールでもOK。

新雪後は、わかん、スノーシューの練習にも最適です。

黒檜山をピストン(往復)してもいいですが、駒ヶ岳を経由して下山するのがおすすめです。

コースタイムとしては約3時間程度です。

撮影 筆者 赤城神社と大沼のワカサギ釣り

余談ですが、赤城山の前の大沼は、厳冬期にはワカサギ釣りが有名です。


まとめ

今回ご紹介した雪山5選は、初心者の方はもちろん、雪山登山者の方々が、どれを選んでも満足のできる雪山だと思います。

他にも、たくさんの素晴らしい雪山もございます。

まずは、ステップアップで今回ご紹介した雪山を登ってみてはいかがでしょうか。

雪山は、天候の良い日を選んで登山することが第一です。
雪山登山では、雪山用の登山道具の準備も大事です。初めての雪山登山【揃えるべき道具とウェア】でご紹介していますので、是非ご覧ください。

雪山登山のトライして、楽しい登山ライフを!

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yururi
こんにちは。 ご訪問して下さりありがとうございます。 登山歴は10年を過ぎ、主にソロで低山からアルプスまで幅広く登山を楽しんでいます。 写真撮影も趣味の範囲で楽しんでいます。 登山情報や登山道具、撮影カメラに関する役立つ情報を、登山者目線で発信していきます。