雪山登山へ行ってみたいけど、初心者で仲間もいないし、ソロで大丈夫?
- ソロで雪山登山へ行っていいのか
- ソロで行く雪山登山は安全か
- 何を準備すればいいの
悩みは尽きないと思います。
ソロで雪山登山へ行きたい方向けの記事です。
是非ご覧ください。
ソロで行く雪山登山の準備
雪山登山の装備
まずは装備がないと雪山へは登れません。
ソロでは自分だけが頼りです。
装備面で不足がないように、しっかりと準備する必要があります。
登りたい山にもよりますが、ピッケル・アイゼン・登山靴・ウェアと、登る山に向けて、雪山登山装備を準備(購入)します。
雪山登山の初期投資はかかりますが、一度揃えてしまえば長く使用できるものが多いです。
雪山装備は、こちらの記事を参考でしてください。詳しくご紹介しています。
雪山登山の情報収集
スキーやスノーボードをされている方なら、雪山とはどんなものか想像がつくと思います。
ゲレンデの先、圧雪されていない山が雪山のようなものです。
全ての判断は自分になりますので、知識はしっかりと頭に叩き込んでおきましょう。
- 雪山の世界について…..難易度や体力
- 装備について…..雪山道具やウェア
- 実践編について…..
雪山登山の世界では、山の難易度や危険性についてもよく理解しておくべきです。
もちろん、初心者向けの易しい雪山もたくさんありますのでご安心してください。
初めての雪山では、ピッケルやアイゼンを「ガチで使用する山」には行かないことも大事です。
夏山より重装備になりますので、体力も必要です。
装備ではスノーシューやワカンの違い、ピッケルの種類、アイゼンの種類、雪山へのウェアの選択等、たくさん調べることがあります。
実践では、ピッケルの使い方、持ち方、滑落停止方法。
アイゼンワークでは、登りの歩き方、下りの足さばき、方向転換など頭に入れておき、実践で困らないようにしておきます。
登る山へ無雪期に一度登っておく
無雪期に一度登っておく事で、だいたいのルートが頭に入ります。
実際には雪山のルートは、無雪期と変わる事がほとんどですが、この辺りに大きな岩があったとか、稜線が長かったとか、この先が山頂など、大きな感覚は掴めます。
また、どの程度の難易度なのか、体力はどれくらい消耗したのか等、身体で掴んでおく事も大事です。
必ず登っておく様にしましょう。
登山時期はいつにする?
初めての雪山登山は、春山がおすすめです。
暖かい日が多く、雪もしまっていて登山しやすい条件が揃っています。
日の出時間も早くなり、日の入時間も遅くなってますので、登山時間に余裕があります。
厳冬期は天候が安定していない日も多く、とにかく寒いので、徐々にレベルを上げることをおすすめします。
北アルプス等では、春山でも厳冬期同様の天候に見舞われる事もありますので、装備は厳冬期と同じ物が必要です。
天候を見極める
天気予報を頼りに、必ず晴れる日に登る事が大事です。
それも一日中晴れると分かっている日に登りましょう。
午後から良くないとか、午後から良くなる等、中途半端な天気の時は、躊躇なく諦めます。
初めの頃は、安全が第一てす。
山の天気は、数分であっという間に変わります。
雲一つなかったはずなのに、いつのまにか真っ白な世界に変わることもあります。
場合によっては、下山が難しくなることもありますので、雪山登山では天候が非常に大事です。
雪山へ行く前には登山道具を装着してみる
全ての準備が整い、「いざ出陣」の前に、最後の仕上げです。
準備した全てのものを、自宅で一度装着してみることです。
アイゼン・ワカンの付け方は案外面倒だったります。
グローブをしたまま装着はできるのかなど、雪山に着いてから慌てないように、しっかりと覚えておきましょう。
意外に面倒なのがゲイターです。
登山靴を履いて、一度付けてみてください。
寒い所で付ける事が多いですし、車の中の場合狭いところで付けることになりますので、慣れておくことが大事です。
ココヘリ入会へのおすすめ
ソロの登山で遭難した場合、誰も助けてくれません。
捜索にも時間がかかります。
家族や捜索してくださる方の為にも、ココヘリへ入会する事をおすすめします。
ココヘリについては、別記事でご紹介しています。参考にしてください。
まとめ
ソロで行く雪山登山の準備をご紹介しました。
雪山登山は無雪期とは違った装備が必要であったり、登山知識が必要です。
ソロで行く行く危険性もありますが、ソロでしか行けない登山者も多くいます。
準備を怠らず、雪山登山の知識を勉強し、実践に移し徐々にレベルを上げていくことが、ソロ登山の安全へとつながると思います。
雪山ならではの素晴らしい景色や登山がありますので、しっかりと準備をして楽しい登山ライフを!